初めての子連れキャンプ、いざ始めたいと思っても色々心配ですよね。
小さな子供が楽しめるかな?機嫌が悪くなったりグズったらどうしよう…テント設営の間にかまってあげられないし、気を張りすぎて疲れそう…
幼児から小学校低学年くらいの子連れキャンプだと、初心者な自分たちはてんやわんやしてしまいそうですよね。
我が家の子連れキャンプデビューは息子のゆせまるが年長の時。あれから約2年、場所選びのコツから、我が家が実践しているタイムスケジュールまでご紹介します!
こんな方におすすめ
- 初めての子連れキャンプに挑戦したい
- 子どもが小さいので安心・安全面に不安がある
- 子供中心のキャンプスケジュールを知りたい
- どんな順番で何をしたらよいのかわからない
子連れキャンプの場所選び
ここがポイント
- キャンプ場周辺や場内に遊び場がある
- スーパーやコンビニが近くにある
- 水回りやトイレがキレイな高規格キャンプ場を選ぶ
キャンプ場周辺や場内に遊び場がある
↑キャンプ場内に大型遊具があるフレンドパークむかわ。
場内にアスレチックやバスケットボールコートなど、遊べる施設があるとテント設営後に子供たちが思い切り体を動かせてよいですね。
近くに自然を楽しめる場所や、ボート、川下りなどアクティビティがあるかもしれないので、周辺情報を探してみましょう。
川辺のキャンプ場だと、マスのつかみ取りや釣りが出来るところも。食育&楽しい遊びで子供が満足できそうなアクティビティがあるとよいですね。
いざというときはコンビニに頼る
車で10分くらいの距離にコンビニがあると、いざ何かあったときにも安心。
子どものパンツの替えを忘れてしまった、ティッシュが無くなった…などちょっとしたときに行ける場所があると安心です。
初めてのキャンプなら高規格サイトを選ぶ
↑超高規格キャンプ場。水はけ対策でシートが敷いてある、炊事場はお湯も出たので12月でも安心のキャンプ場でした。
水はけがよい、区画が整備されている、炊事場ではお湯が出る、トイレはウォシュレット、など高規格キャンプ場には初めてのキャンプの方でも安心の便利さが備わっています。
ロケーションはちょっと物足りないこともありますが、まずは子供たちの安心・安全と自分たちが疲れないことを優先に、高規格キャンプ場からチャレンジしてみるのはどうでしょうか?
子連れキャンプのタイムスケジュール
出来るだけ前日夜に荷物を積む
なんてバタバタしないように、前日の夜、子供たちを寝かしつけたら早めに荷物を積んだほうが良いです。
食品と化粧品や歯ブラシなど普段使いしているもの以外は全部車に積んでしまいましょう!
時間 | アクション | ポイント |
21:30 | 子ども寝かしつけ | |
22:00 | 荷物を積む | テント、タープ、寝袋、テーブル、椅子など詰めるものは積んでおく。 |
22:30 | 食材準備 | キャンプ場での調理時間を減らすため、野菜の皮むき、下茹で、タレの漬け込みなどは事前に済ませておく。ペットボトルの水は凍らせてクーラーボックスの保冷剤代わりに。 |
当日の出発はスムーズに
当日は、クーラーボックスに入れる食材や、直前まで使っている部屋着や化粧品などを積み込むだけにしてスムーズに出発できるようにしたい。
直前に積み込むものはチェックリストを作っておくと便利!
時間 | アクション | ポイント |
6:00 | 起床 | 子どもはまだ寝かしておく(寝ている場合は無理に起こさない) |
6:30 | 荷物積み込み | クーラーボックスや化粧品、着替えなど。サンダルやレインブーツも忘れずに。 |
7:00 | 出発 | 起床から1時間で出発したい。 |
10:30 | 立ち寄り地に到着 | 立ち寄り地で地元の観光スポットや道の駅を楽しむ。子供の遊び場も。 |
12:00 | お昼 | 立ち寄り地やキャンプ場近場で軽めのランチ |
13:30 | チェックイン | |
13:45 | 設営 | 設営中の子供の過ごし方、目の届く位置での遊ばせ方・工夫など |
14:30 | 遊び | キャンプ場内・徒歩圏内を散策 |
16:00 | お風呂 | |
17:00 | 夕食準備 | |
18:30 | 夕食 | |
20:00 | 夜の遊び | 花火や焼きマシュマロ、夜の昆虫採集などお楽しみがいっぱい! |
21:00 | 子供就寝 | |
22:30 | 大人就寝 | 焚火を楽しんだら、早めの就寝で朝に備える^^ |
6:30 荷物積み込み
私がまだキャンプを始めたばかりのころ、家でも使う調理器具などよく忘れていました…
注意
包丁・まな板・ピーラー・ゴミ袋・コップ・歯ブラシ・カトラリー・充電器
などなど…
10:30 立ち寄り地に到着
キャンプ場から30分以内で立ち寄れる遊び場や観光名所、道の駅などに立ち寄って、子供も気分転換に遊ばせます。
↑天城越えで有名な浄蓮の滝。子供たちはワサビの葉っぱに興味津々でした。
道の駅やドライブインにもアスレチックや公園が併設された場所があるので、チェックしてみるとよいと思います。
寄り道した場所で思わぬ体験ができるかも?!
13:45 設営
設営時に一番注意したいのは、子供が目の届くところで遊んでいること。
設営時に子供を近くで遊ばせるコツ
一番に椅子とテーブルを出す
まずはテーブルと椅子をセッティングして、座ってジュースやお菓子を食べさせている間にテント設営の位置を決める。
子どもが飽きそうなら、塗り絵やおもちゃも一緒に用意しておく。
遊んでいい範囲を決める
この線から出たらだめだよ、ママが見える範囲で遊ぶ などルールを決めて遊ばせる。
グループキャンプの場合は、必ず大人一人以上で子供を見るようにする。
↑グルキャンの場合も、椅子をサイトの中央に設置しておけば、テント設営中も子供たちが見えて安心。
テント設営済みサイトを利用する
子どもが待っていられない…そんなファミリーも多いと思います。そんな時は、いっそのことテントは持参せずに、サイト内に設営済みのものを利用するのも手です。
すでにテントが設置してあるので、到着後すぐに遊べて子供たちもご機嫌かも。
14:30 場内・周辺散策
せっかくならキャンプ場を散策したい。場所によっては川遊びが出来たり、キャンプ場内でイベントを開催しているところも。
夏場なら虫よけは忘れずに持参したい。
↑千葉県君津市のイレブンオートキャンプでの一コマ。土日に子供たちのためにすべて無料の縁日を開催していました!
17:00 夕食準備
キャンプ前日に野菜の下処理をしておけば、キャンプ場で「切る・洗う・ゴミを捨てる」手間が省けて時短になります!
ご飯ものは飯盒を使うと難しい場合は、湯せんで暖められるご飯パックなどを用意すると楽チン。
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片づけは20時前後は炊事場が混雑することもあるので、キッチンペーパー等で簡単に油だけ拭いておいて、翌朝空いている時間に洗うとスムーズ。
20:00 夜の遊び
キャンプ場によっては花火OKのサイトも多いので、せっかくだから花火を楽しんだり、マシュマロクラッカーを作って夜のデザートを食べたり。
林間サイトなら日が落ちてからの昆虫採集もお楽しみの一つですね。
↑静岡県は河津にあるオートキャンピング村アドベンチャーファミリーでは、夜間昆虫採集の大型仕掛けを設置してくれる!
翌朝のスケジュール
時間 | アクション | ポイント |
6:00 | 起床 | |
6:30 | 子ども起床 | 前日の残り物を使うと時短朝食が作れて便利 |
7:00 | 朝食準備 | 前日の片づけと朝食準備 |
7:30 | 朝食 | |
9:00 | 撤収作業 | |
10:30 | チェックアウト | |
11:00 | 立ち寄り地 | 遊び場やご飯が食べられるところ |
14:00 | お風呂 | たっぷり遊んだらお湯につかって疲れをとってひと眠り。 |
15:30 | 帰路 | |
18:00 | 到着 | お家に到着!お疲れさまでした。 |
7:00 朝食準備
前日の洗い物などサッと水で流して準備。出来るだけ簡単なものが良いので、パンにソーセージを挟むとか、インスタントのスープだって十分美味しいのです。お総菜パンをあらかじめ用意しておくだけでもOK。
ガスバーナーがあれば火おこし不要なので、朝のコーヒーやスープ用のお湯を沸かすのに便利。
9:00 撤収作業
ここでも子供たちが遠くに行かないように十分気を付けてほしい。
雨の場合は子供だけ先に車内に待機させて、大人だけで撤収作業するのが安全です。
11:00 立ち寄り地
撤収待ちの子供たちは退屈してしまっているので、(大人は一仕事終えてヘトヘトですが…)お待ちかねの遊びタイムを作りたいですね。
夏場ならキャンプ場近くの水場や公園を探してみるとよいかも。
↑尾白の森「べるが」のじゃぶじゃぶ池。すぐそばに温泉施設「尾白の湯」があるので、遊んだ後に直行できる。
食事処と温泉が併設されていると、施設内でのんびりできてよいですね。
大人は撤収でヘトヘトですが、子供は待っている間退屈しているので、程よく遊べる公園などに連れて行ってもうひと遊びさせてからランチでもよいかもですね。
キャンプ場での家事も時短!
料理の下処理は自宅で!
洗う・切る・煮る は意外と時間がかかって面倒なもの。しかも子供たちがじっとしてくれないから集中できないなんてことも…
火を使う料理なら、あらかじめ野菜や肉は切ってジップロックに入れて運べば、キャンプ場ゴミゼロ!
子供も一緒に作る
キャンプ場によっては魚釣りやつかみ取りが出来るところもたくさんあります!
晩御飯の食材は子供たちに捕まえてもらって、美味しい焼き魚にするなんて、食育にもつながって一石二鳥です!
↑私のやばすぎるおばさんルックは置いておいて…ヘトヘトになったマスつかみ。
↑ゆせまる、自分が捕まえた魚を大喜びで食べていました!
↑ピザのトッピングを子供たちに任せるのも楽しい。
自分で焼いてもらうのも、楽しい経験が出来て(大人はラク出来てw)みんなハッピー。
まとめ
初めての子連れファミリーキャンプなら、
子どもがたくさん遊べる場所を探す
アクティビティの多いキャンプ場を選ぶ
食育や自然に触れ合うことを楽しむ
を基準に、高規格キャンプ場などからトライしてみるとよいですよ!
参考になればうれしいです!