真冬のキャンプであこがれの薪ストーブをしたい!というNGMファミリーの大黒柱の一声で、薪ストーブを購入したのですが、
正直、私よう触らねぇ…
薪ストーブなんて玄人っぽいし使い方わからないし危なそうだし難しそうだし…
ってあまり乗り気じゃなかったのですが、実際使ってみたら「か、かっこいいし暖かさ半端ないし最高じゃん…」となったので、超初心者薪ストーブユーザー目線での、【薪ストーブのはじめ方】を忘れないようにメモしておきます。
こんな方におすすめ
- 薪ストーブキャンプにあこがれている!
- 難易度たかそうなので敬遠している
- 危なそうだし使い方がわからないから不安
こんな気持ちの方、これを読んでいただければ、薪ストーブに抵抗や心配がなくなると思います!
初めての薪ストーブ、何から始める?
我が家は旦那君のチョイス一択で(私は興味がなかったためw)、LOCOMOの薪ストーブ(WIDEタイプ)を購入しました。
2021年版は10月下旬入荷で予約スタート!
薪ストーブのセットに入っていたのは…
参考
- ストーブ本体
- 煙突+煙突固定リング
- グリッド(ストーブ脇に設置できる調理用の台)
- 火かき棒
- 工具セット
- 収納袋
の6点。
組み立て設置の練習
いきなりぶっつけ本番のキャンプに行くにはいろいろと準備不足だったので、河原に焚き付けがてらデイキャンプしに行くことに。
袋から出して、脚を開いて立たせます。
本体の中に煙突や工具などを収納できるので、コンパクトにしまえますよ!
煙突を組み立てていきます。
写真だとわかりづらいのですが、左から3番目(ねじのようなものが刺さっている煙突)が一番最初、一番上に右端の丸い穴がたくさん開いている煙突をさしていきます。
※この日は試運転だったので6本しか使いませんでした。
テント内に設置するための準備をしよう
テント内に設置するためには、煙突がじかに触れると燃えてしまうので煙突ガードが必須!
我が家は自作が面倒で…Amazonでポチってましたが自作される方も結構いらっしゃるので興味のある方は挑戦してください!
また、温度管理は重要なので、以下のアイテムはテント内への設置を前提とするなら必須アイテムです!
煙突ガード
煙突がテントに直に触れないようにガードする筒。
薪ストーブ温度計
大体500度くらいまで図れるもので十分。磁石になってるので天板の上にくっつけて使います。
一酸化炭素警報器
薪ストーブ以外でも、テント内でストーブを扱うなら絶対必須のアイテム。命を守るために必ず使いましょう。
焚き火シート
ストーブの熱がすごいので、芝生サイトなど直火NGサイトの地面を焦がしてしまわないように焚き火シートを活用しよう。
いよいよ試運転!薪ストーブの使い方
無事に組み立てられたら、いよいよ火入れだ~!
普通に焚き火するときのように、麻紐に着火してやりました。
小2の息子、ゆせまるがファイヤースターターで初着火に成功!
着火(焚き付け)の仕方
最初に麻紐と着火しやすい細い枝を並べて点火!
こんな感じに入れて、麻紐に着火して種火を作ります。
火がついたら薪を入れて、燃えてきたらストーブのドアを閉めよう。
後は適宜薪を足していけばよいだけ!
メモ
初回はストーブの塗料をしっかり定着させたいので、天板の上には何も置かない!
試運転中、子供が川にドボンして濡れた靴下が触れただけで変な跡がついた…(涙)
薪ストーブの仕組みを知ろう
…と言われてもよくわからない…
一次燃焼と二次燃焼
とりあえず基本のキ らしい?ので、燃焼には一次燃焼と二次燃焼があることを覚えておこう。
(この解説を書く前にこーじ※旦那 に色々聞いたんだけど、お前は化学もわからんのかと呆れられた。。。ので偏差値30くらいでもわかるように説明していく。)
LOCOMOの薪ストーブは二次燃焼型のストーブなので、
単純に薪を燃やしただけの火力だけでなく、その煙を利用してさらに熱量を高められるってことですな。うん。
二次燃焼の良いところを忘れるからメモしておく。
メモ
・煤を70~80%減らせる(ススって読むんだよ、私は読めなかったけど・涙)
・灰を少なくさせるため掃除がラク
・効率よく燃焼できる
というわけでさっそく「二次燃焼」ってどうやって調節するのか?をやってみました!
空気調節レバーで火力を調整する
LOCOMOの場合、火力を調節するためのダクトと、二次燃焼用のスライド式吸気口というものがあります。
それぞれを開け閉めすると火力の調節ができますよ!
ダンパーの構造を理解する
まずはダンパーの構造から。
この写真のように煙突の一番下のねじの部分が立っている状態。
この時、中はこんな感じでダンパーが開いて空気の通り道が出来ます。
空気が入ってくるので薪が良く燃えて火力が上がります。
次に先ほどのねじを横にするとダンパーが閉まります。
この時中のダンパーはこんな感じに閉まります。
こうすると、空気の通り道が閉まるので、ストーブ内で燃えた薪の煙がこんな風に煙突から出ます。
(見づらいですが右のほうから白い煙が…)
吸気口を理解する
二次燃焼型ストーブについている吸気口を開け閉めすることで、二次燃焼を促進してくれます。
吸気口が開いてるとき~♪
吸気口が閉まってるとき~♪
二次燃焼をしていないとき(上)としているとき(下)の違いはこんな感じ。
炎がハッキリ見えて、薪が燃えているのがわかりますよね。
遠赤外線で本当に暖かく、熱で足元はホカホカでした。
片づけと撤収方法
片づけ道具を準備しよう
●スコップ(ガーデニング用とかでよし)
●小さいバケツ
●アルミホイルやアルミ製のプレート皿など(灰・炭を入れる)
●ゴミ袋
●トング
●グローブ
焚き火台の場合は、下に受け皿があって灰の処分が楽なんですが、LOCOMOの薪ストーブ(WIDE)の場合は室内から手前に燃えカスを集めないといけないです。
炭の片づけ方
注意ポイント
火消壺を使って、炭を片づけるのが一番安全で早いですが、ない場合は下記を参考にしてください!
ダンパーと吸気口を閉じて、火を小さくして、完全に沈下したら大きい炭の燃えカスから取り除きます。
アルミホイルや100均で売っているアルミの調理皿とかを準備して、その上にトングやスコップで薪を取り出していき、少しずつ水をかけます。
一気にかけるとすごい勢いで沸騰して危ないので、ちょっとずつ水をかけて徐々に熱を鎮めていくのが良いかも。。
全部集めたらアルミホイルでくるんで袋に入れて持ち帰る(またはキャンプ場によって指定場所に炭だけ捨てる)
分解と撤収
熱が完全に冷めてからでないと作業が出来ないので、火消し~分解まで1時間ほど見ておいたほうが良いと思います。
熱が冷めたら煙突を取り外して、ストーブの室内にしまって袋に収納すればOK。
まとめ
我が家もデビューしたばかりの薪ストーブの使い方についてまとめてみました。
難易度高そうで抵抗あったのですが、安全に使うことが出来ましたよ!
初心者でも使うのが難しいと感じることはなかったですが、テント内にインストールするならストーブそのものの熱さや温度管理はしっかり気を付けなければと思いました。
次回はいよいよキャンプでの薪ストーブデビューをしようと思います!
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